ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

わからないことが魅力であるあなたへ

本日6月17日

二宮くんの誕生日です。

 

お誕生日おめでとうございます。

 

二宮くんは『永遠の17歳』と呼ばれていたり、時には5歳児(笑)と称されたり、

兎にも角にも年を取ることを知らない顔立ちですが、

なんともう38歳になったそうです。

 

……いや38歳…?

エッ、本当に38歳…………!?

なんかもう、世の中の一般的な38歳がわからなくなってくる。

 

 

なんて随分と古参ぶるようなことを言ってしまいましたが、私はそんな昔から彼のことを好きでいたわけでもないし、今までのことを慣れた口調で話すほど見てきた時間が長いわけでもありません。

 

だから大きいことを言うつもりもないし、ただ素直に「おめでとう」と「ありがとう」と書き残すことができればいいなと思っています。

 

推しの誕生日の醍醐味って、おめでとうを言えること以上に「ありがとう」を言える日であることのような気がします。まあオタクは365日言ってるかもしれないけど、それを一方的ではなくちゃんと相手側も受け取ってくれることがわかるのが、誕生日というか。

 

 

と、いうことで。

何について書こうかな〜と考えていたのですが、ここはシンプルに

 

二宮くんの好きなところ

 

について書こうと思います。

 

なんだかんだ言って実はちゃんと書いてこなかった内容です。

語弊が生まれるのを承知で、なんて言うかざっくり言うと、二宮くんってものすごく”わからない”人だと思っていて。中身とパブイメが乖離していて、誤解を生みやすいというか…。

 

二宮くんを一言で表すなら絶対に〝矛盾〟にしたいと前々から思ってた。外側の殻を割って中を覗いてみたら、あるいは更に掘ってみたら、外側とはかけ離れた感情が出てくるようなそんな人。別に本人は本当の自分を隠してるわけではないし、そんなつもりもないんだと思う。
クールに見えて内側に熱い感情を秘めている人。 興味や執着がないように見えて、人やものをとても愛している人。
 
 
去年の9月にこんな風に書き残しているんですけど、まさにこの通りで。
 
 
あくまでも私の解釈でしかないのですが、見せようとしている面と見せないと決めた面をはっきりと分けている人のように感じます。
 
もう少し言うと、
 
”求められている姿”というものをその場その場で察することが出来る人で、場面によって自分の見せる面を変えている
 
 
シーンによって見える彼の側面が違うからこそ、私たちが彼のことを”わからない”と思う理由でもあり、魅力を感じる部分でもあると思います。
 
二宮くんの面白いところは、見えない・知らないからくる”わからない”ではなくて、なぜか知れば知るほどわからなくなるところ。不思議でしかありません。
 
 
でもその”わからないこと”も含めて、まるごと好きになってしまっている気がします。
 
 
だから二宮くんの好きなところを考えるって、こういった内面と本質について深く向き合わなきゃいけなくなるから、やんわりと避けていたんですね。ここまで書くのにも、何度も文字を打つ手が止まりました。
 
 
 
だらだらと前置きが長くてごめんなさい。
 
「二宮くんのわからないところが好きです」と言ったらそこまでなのですが、ここからは箇条書きで挙げていこうと思います。
 
 
 
 
①自分がアイドルであるということをはっきりと自覚しているところ
 
自分のことを俯瞰して見ていて、ジャニーズにいる自分がどういう在り方を求められているのか。二宮くんはそれをすごく”わかっている”人のように感じます。
自分なりのアイドルを表現するというよりかは、求められるアイドルをちゃんと”演じてくれる”人。アイドルはキャーキャー言われる存在なんだということを、否定や謙遜をせず、そう言われる事に誇りを持っている人。
 
これはそういうことを今までダイレクトに発言してきたわけではなく、バラエティやインタビューなど様々な場面で見てきた 二宮くんの言葉・立ち回りを通して感じたことです。
だからすごく感覚の話になってしまって申し訳ないのですが、好きになってすぐの頃から思い続けている二宮くんの1番好きな部分でもあります。
 
そういえば一つ、印象的なシーンがありました。
 
2019年6月9日に放送されたニノさんのVTRの中に、コンサート中の二宮くんの映像が流れた時のこと。しっかり”アイドル”の二宮くんを見て、ゲストの方たちは「こんなの(持ち前の格好良さを振りまくこと)絶対テレビじゃやらないじゃん!」とツッコミます。それに対して二宮くんは「うん、やらないよ〜」と超普通に答えたことが、ものすごく印象的でした。
 
決してアイドルを安売りして振り撒かないところ、といいますか。
コンサートとバラエティの自分を分けていて、コンサートを見てくれた子にしか純度100%のアイドルを見せないところが、すっっっごく良くないですか?
思えば二宮くんがバラエティ中に本気でアイドルとしてキメる瞬間って見たことがない気がします。二宮くんの中にある”アイドルとしてのポリシー”が垣間見れた瞬間でした。
 
 
②策士であること
 
これ、バラエティを見てて私が二宮くんにズブズブ溺れていった理由でもあります。
勝負事において、絶対に的に回してはいけない人ランキングナンバーワンが、二宮くん。作戦勝ちしてくるところがまじで好き〜〜〜〜〜〜ッ!!!ってなる。
地頭がいいのか、はたまた捻くれ者な性格が功を奏したのかはわかりませんが、この類のものはVS嵐でよく見れました。
BABA嵐なんて、まさにその真骨頂でしょう。相手の癖を見抜いて華麗に一抜けしていく二宮くんに毎回鳥肌。
あとはマネキンファイブ特別編の二宮くんも結構いいです。正攻法でいかないちょっとズルいやり方だけど、バラエティ的には美味しくなっているのがまた流石だなあと、感心します。
 
 
③本気出したら何でも出来ちゃうところ
 
歌・踊り・芝居・楽器・作詞作曲・マジック・司会・トークスキル (ボケツッコミ両方可)
何者ですか?
最近はYouTubeも始めましたね。
浅田家!撮影期間は自らカメラもやっていました。
体力が無くてひ弱なパブイメがかなり強いけど、VS嵐などにおいて「ニノ!」と求められている時は絶対に決めるんです。こいつはここでやってくれるぞ、と周囲の期待値が上がっている時に、ちゃんとそれに応えてくれる人。
無敵だと思いません?
 
 
④努力を見せないところ
 
最後はこれに尽きます。③と続いているところもあるのですが、何でも出来ちゃうと言いながら、裏でものすごい努力を重ねている人です。
物事に対して器用な部分がある分、天性の才能もあるとは思いますが二宮くんはそこに努力を重ねるので、こうやってものすごい芸達者になれるのでしょう。
現場に台本を持ってこないことも、1回見ただけで振りを覚えてしまうことも、努力の賜物ではないのかなあと。
 
その昔二宮くんは雑誌のインタビューで努力について

何をするにも、やっぱり努力は必要ですよ。でも僕は「努力していますか?」と聞かれたら「していない」と答えると思う。人さまに言える努力なんて必要ないと思っているから。努力って、そうやすやすと口にできるものなんかじゃないよね。人に言えないくらい、恥ずかしいものだったり、汚いものだったりするじゃない?堂々と口にできるほど綺麗なものじゃないと思うよ、本当の努力って。

と語っていて。二宮くんの中で、努力は”見せないもの”と決まっているのがわかります。

だから努力が見えない分、”天才”の一言で片付けられてしまう事がたまにもどかしくもありますが、見せないと決めたからこそ、その言葉が一番の評価だったりするのかなあと思ったりします。

 

 

 

つらつらと4項目書いてきましたが、共通して言えることは

場面によって見せる面を変える彼が好き

ということです。

①でエピソードを交えて踏み込んで書いたように、コンサートで見せる姿・バラエティで見せる姿・ドラマや映画でお芝居をする姿、それぞれで見せてくれる”二宮和也”が全て違うところが、魅力的であり虜にする理由の一つだと思います。

 

そんな一つ一つに妥協がなくて努力を怠らず完璧でい続けてくれる彼が、自らアイドルを選び続けてくれたことが、奇跡だと思いませんか。

 

私たち二宮くんオタクは、二宮くんのことを「わからない」と言います。

でも私たちは”わからない”ことを自分なりに噛み砕くことで、わからないことを楽しんでいるし、冒頭にも書いたように”わからないこと”も含めて、まるごと好きになっています。

 

以前どこかで

「相手のことを100%知る必要ってあるのかな。全てを知らない方が面白いし、それが魅力だと思う。」

と話していたように、(発言元が探し出せなかったのでニュアンスです)

既に私たちは、そう話す彼の手のひらの上で転がされているのかもしれませんね。

 

 

 

 

二宮くんの顔も声も好きだし、

こねくりまわしてちょっと捻くれた考え方も好きだし、

物事の視点が人と違うところも好きです。

筋が通っていて、義理堅いところも好き。

人懐っこいところも好き。

優しくてあったかいところも好き。

 

でも不思議で、どこか掴めない。

これからも変わらずに、二宮くんらしく飄々と生きていてくださいな。

 

二宮くん、お誕生日おめでとう。

好きになった唯一のアイドルが二宮くんで良かったな。

たくさん幸せになってね。願っています。