ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

戻りたい過去はあるか

過去をどういうものとして捉えるか。

それはつまり、今をどういうものとして捉えるか、ということになる。

 

 

過去があっての今だと思っている。私はずっとそう。今までの全てが重なり合って今があるのだと思っている。だから何か一つでも過去を変えてしまったら、きっと今にはたどり着かない気がするからこそ、過去を変えたいと思ったことはない。

 

戻りたいと思ったこともない。私が言う「戻りたいなあ」は、所詮過去を懐かしむ程度のものなのだ。本気で心の底から願望としてその言葉が生まれたことはない。

それは多分心の片隅で、たとえ戻っても結局同じ答えを選ぶと思うから。あの頃の私はあの頃でしかないから、今を知った状態で戻ったとしても、あの頃にリアルタイムで見て感じるものを信じて、同じ答えを選ぶのだと思う。そうして結局繰り返していく。

 

 

後悔してきた過去は馬鹿みたいにたくさんある。それはそれはもう、呪うように後悔してきた。笑い話にできないくらいずっと居座り続けたものだったけど、そんな中でも、それさえも今につながる一つの線だったと思える。その過去があっての今だから。

 

そう思えたら全てを許せることを、もう一人の私はちゃんと知っているから。