ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

プレイリストと共に2023を振り返る

毎年年末に書いているのです…が、今回も結局間に合いませんでした。

去年のはこちら

vvave.hatenablog.com

 

本当のことを書くと去年はプレイリストすら作っていません…。

前回のブログでも書いたけど、2023年(特に下半期)はありとあらゆるものに対して自分と向き合うことを放置した1年でした。とにかくずっと逃げていたね…。あと下半期は風磨くんの気持ちが緩やかに落ち着いていった半年でもあったね…。決して冷めたとかそういうことでもないからすごく形容し難いんだけど、まあ、穏やかになったと表現してあげるべきかな。

応援している人が複数いると、気持ちの熱が代わる代わる交代制みたいになっちゃうのは自分的にあるあるです。それでもその中でも、やっぱり風磨くんは特別であってほしいっていう自分の願望が消せない。ずっと風磨くんは特別だって今も思ってるしそう思ってきたんだけど、そういう自分の気持ちに囚われ始めたのが下半期というか。好きだから特別じゃなくて、特別だから好き、みたいな。

まあ良くも悪くも去年のような気持ちはもう二度と戻ってこないだろうと思っています。あれは好きになってすぐの頃にしか抱けない気持ちでもあった。

 

プレイリストも作っていない、日記のような記録もまともに残していない、みたいな1年間ではあったけれど、なら尚更ここでまとめて振り返ってしまおうかと思います。相変わらず前置きが長いのでとっととスタート。

 

① Take A New Step - SexyZone

2023年と言われて真っ先に浮かぶ曲はこれでした。今年発売されたアルバムに入っている曲、ですが、リード曲でもないのでサブスクがない以上試し聴きする術もなく……。

まずこういうサウンドの曲が好み。一番最初に引き込まれた理由はイントロのあの音なんですけど、でもやっぱりこうして印象に残った理由は歌詞でした。

君に会ってから塗り変わっていくcolor (1A)

世界が回り始める 書き換わるrule (1B)

まずこの2つ。こういう類の歌詞を歌われてしまうとねえ、弱くて。どうしても風磨くんのことを当てはめてしまうわけですよ。曲次第ではどこまでも重たい愛にできると思うんだけど、メロディーのおかげでカラッと歌い上げてるのもまたいい。

見にいこう 希望しかない新天地さ

君の色で染めてしまって

We will know きっと ここに花が咲くだろう

Cメロにあるこの歌詞が本当に本ッッッ当に大好きで、ここが聴きたくて聴いているようなものでした。君に風磨くんを当てはめて、風磨くんを好きになったことで私の中の時が進み、毎日が楽しくなったことの比喩表現として最初は聴いていたんですけど、転職とか今後のことを考え始めたときに君を自分に当てはめてみたら、聴こえ方が一気に変わって応援ソングのようになってくれたのも、ここに書き残す曲になった理由です。

ドームツアーではセトリ落ちしちゃったんですけど、アリツアに行くたびに一番楽しみにしていた曲です。『新しいドア開く音』でドアを開ける振りがあったり、『knock,knock』でコンコンとドアノックする振りがあったりと、歌詞に合わせたダンスが可愛くて素敵でした。どうか映像に残りますように…。

今書いた歌詞どっちも風磨くんのパートなんですけど、風磨くんに振ってくれて本当にありがとうございました………。好きな歌詞を自担が歌ってくれるのはやはり大きいです。

 

②孤独の中で鳴るBeatっ! - ももいろクローバーZ

大丈夫さ 大丈夫って言い聞かせても

心配性なんだね 毎日を孤独の中で鳴るBeatっ!

仕事でこの曲を毎日聴いていた時がありまして、その時に出会いました。

なんとなく聴き流していたら上に書いた歌詞が耳に残って、なんというか、大丈夫だよで済まさないで「心配性なんだね」って続けてくれるところが優しいなあって思ったんです。

眠れない夜 僕が主人公のこんなStory

限界だもう!ってお風呂に浸かってく

仕事も夢も頑張ってきたっておっきな声じゃ言えないし

明日の1ページもまだ開けない

刺さるねーーーーーーー。まあ下半期は得体の知れない死にたさが占領して、ずっと絶望してたしずっと路頭に迷ってはいましたが、それがリアルになってきたのが11月末。そんな時にこの曲を知ったのが、出会うべくして出会ったなあというか、本当上手いことタイミングってできてるんだなあと思いましたよ。こういう曲をたくさん書き残すのがこの回なんだけどな。

あとこれ、イントロ聴いた時からめっちゃ神聖かまってちゃんぽいなーって思っていたら、の子からの提供曲でした。よく考えてみたらタイトルに小さい"つ"が入っている時点でもうかまってちゃんぽいかも。

 

③Get Inside Me - JO1

Get Inside Me

Get Inside Me

  • JO1
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

その瞳にあの宇宙が広がってる

もっと君 知りたいよ

番外編③ Small Love Song - SexyZone

シングル曲RUNの通常盤カップリング曲に収録されています。

 

君の目をのぞく度、美しさを見つけ

君の目をのぞく度、人生を見つける

プレイリストと共に2021年を振り返る - ひとりごとの記録

 

いつかのブログで似たような歌詞を載せていましたね。というか、Get Inside Meのあの歌詞を聴いた瞬間、真っ先にセクゾのこの歌詞が浮かびました。あともう一つ似たような歌詞をあげるなら、同じくSexyZoneの『Fantasy〜1秒の奇跡〜』という曲に

It's fantasy 君の瞳の中に見えるよ It's fantasy 僕を照らす光

という歌詞があります。こういう言い回しの歌詞がとにかく好きだということです。似たような歌詞が3つも並んだので改めて考えてみたのですが、ここから見えるのは”目"というものを本人以上の概念として捉えている部分があるというか。好きになるその向こう側には、君の見ている世界を知る、のぞく、そういう感覚があるのだと思います。

そんな歌詞をね、しょせを好きになってすぐの頃に見つけてしまったものですから、うわ〜!危ない!って思いましたよ。運命だと勘違いするには十分すぎる歌詞。でもオタクになろうかうじうじ迷っていた私に対して後押しになった歌詞なのは事実かな…。別軸でJO1の曲を挙げると圧倒的『MONSTAR』と『ICARUS』なんですが、自分の気持ちを交ぜて印象に残っているのはこっちかなあという感じです。でもいつかちゃんとこの2曲についての記事を書きたい。最近書かなくなった歌詞考察スタイルで書きたい!と思うくらいには好きです。

 

④月曜日の朝、スカートを切られた - 欅坂46

月曜日の朝、スカートを切られた

月曜日の朝、スカートを切られた

  • provided courtesy of iTunes

今更なんとなく聴いていたらなんとなくはまって、これまたなんとなく聴き流していたらふと耳に入ったのが

死んでしまいたいほど愚かにもなれず

生き永らえたいほど楽しみでもない

ここ。ちゃんと文字に起こすと重い。でも下半期の私の全てを代弁してくれたのはこの歌詞だった気がします。これ以上でもこれ以下でもないです。まさにこの歌詞の通りです。

 

 

番外編 ①My World - 菊池風磨

別の記事でも書いたし、ここに限らずいろんなところで散々書いた気がするのでもういいかなー…とも思ったけど、風磨担として2023年を振り返るならやはり外せない曲でした。なので番外編として無理矢理の登場。

冷静沈着 何が起こっても俺、動じない

お前のマインドも占拠してく広げてくパイ

覚悟はある これに全額ベット

To be or not to beだろ?まるでハムレット

Call me サラブレッドまた飛び乗るJet

俺の言動一つで騒がすネット

ほぼ歌詞全部じゃん…って感じなんだけど、登場する単語が最近の仕事を連想させるものばかりで。歌い始めてすぐここが聴こえるので、聴いた瞬間これは自分のことを歌っていると気づいたと同時に、これは風磨くんが歌うから意味のある歌だと思いました。

あれは「運」だ?馬鹿には言わせときな

俺のBrainでGain 勝ちは全て価値へと化した

開けるChampagne 二番煎じ散々

モノマネでそのMoneyを得てんじゃ好まねえな

で、やっぱりここです。耳にタコが出来るほど言ってきたけど、俺のBrainでGain』って自分で歌ってくれたのが本当に嬉しかった。「ドッキリ番組でたまたま」とか言うけれど、推されてるだけだとか言われるけれど、そしてそれはある面では正解なのかもしれないけれど、チャンスを勝ち取り全て価値のあるものにしてきたのは、君のその頭脳だってずっと思ってきた。今回作詞は風磨くんではないので、これらの歌詞を通して風磨くんの中に更なる自信が積もってくれることを願うよ。

自信に溢れた言葉が並ぶけど、それと同時にこんなにも反骨精神剥き出しの歌詞はきっと今しか書けない。ここ数年の仕事を連想させる1Aもそう、1Bにある『Follow meすれば退屈させないさ』『俺の側なら連れてくTop of the world』もそう、今の風磨くんが歌うから説得力が生まれる。過去を振り返って歌うのでも、未来の目標として歌うのでもない。風磨くんの今を映し出す言葉としてこの曲が生まれたのが、すごくすごく嬉しかった。ドームで聴いた時に感じた覇王感も、紫のペンライトで染まった景色も忘れたくない。

 

 

去年の日記に”3年前くらいから、好きだと思う歌詞の種類が変わってる。終わりを知っていても永遠を願うとか、夢や神や星座に例えるとか。具体性を持ったものを信じなくなったね。”と書いていて、真理だなと思いました。

でも毎年ここに残している曲はそういう種類の曲ではなくて。曲と自分の間にアイドルを挟んだオタクとして聴くのではなく、もっと自分の心そのものに問いかけてくるようなそんな曲たちを選んでいました。いわゆる就活の年だった2020年に曲数が多く、2023年は少ないどころかプレイリストさえも作っていないのが、心の状態を大きく表しているように思います。

 

今年はどうでしょうか。なんとなく、出会いなおす曲が多いような気がします。