ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

祈りにもさせられなくてごめん

 

 

やはり、わかっているようで何もわかっていなくて、でもTwitterを見ると涙がじわじわと出てくるから、やっぱりわかっているらしい。

でも情報として理解はしてるけど処理できてない。自分の感情が散らかりすぎていて、どこから手をつけたらいいのかわからない。

 

そんな予感はしていたよ、なんて言ったら駄目なのかもしれないけど、今いる場所では収まりきらなくなって、いつか一人でスッと羽ばたいたいってしまうのではないかと思った時が、好きになってすぐの頃に一度だけあった。それくらい光を放っている人だった。

これはケンティーに限った話ではないけれど、お茶の間としてSexyZoneを見ている時から普通に知っていた人じゃない。風磨くんを通してSexyZoneをちゃんと好きになった時、まさか小学生の頃から当たり前に見てきた、アイドルの鏡のような存在のケンティーがいるグループを好きになるとは思わなかったと、自軍の話なのに好きなグループにケンティーがいることに毎度新鮮に驚けるくらい、やっぱり華があって眩しくて、とんでもなく光を放っている人だった。

なんでどうしてって、野暮なことを思ってしまう。話し合ったなら止めてよって、引き留めて欲しかったよって、なんでそんなに物分かりがいいのって、思ってはいけない気持ちを抱いてしまう。今の自分が選ぶ言葉すべてに棘がある気がして、何も言えない。

 

これからのことなんて当たり前にわからない。いつも言葉を選んでどこまでも尽くして丁寧に気持ちを届けてくれるグループだから、きっとこれからもそうなのだろうと思う。まだ伝えられない詳細もあるのかもしれないし。でも良くも悪くも過去は変わらなくてさ。ケンティーがいたSexyZoneは終わるということは変えられなくてさ。これからの思い出を共有できないのも、また事実でさ。それだけがどうしようもなく辛い。

辛さに気持ちが追いつかずついていけなかったのが四年前の話です。結局思い出してしまいます。結局トラウマです。トレンドに“ケンティー卒業”の文字を見つけて鼓動が早くなって息が浅くなったとき、一気にあの感覚が蘇ってきて気がどうにかなるかと思った。だからこそなんて接続詞はおかしいかもしれないけど、だからこそ今はついていきたいって気持ちがある。意地でもゾンビになってもこれからのSexyZoneについていきたいって、好きでいれたらって思っています。これは紛れもない本音です。

 

ただ、それとは別で変えようのない辛さだけが取り残されていて、結局それは自担への心配になるわけです。無敵のシンメだったのに、片割れがいなくなって、グループ内では長男になっちゃって。歌割りだってせくしーお家芸の決め台詞だって、ハイトーンが出るメンバーだってねえ、どうするの。どうするのなんて、ごめんね、でも心配です。すべて深読みだったら申し訳ないしいっそのことそうであってほしいけど、泣きそうな時にする目の逸らし方と口を窄める癖が動画にもあって、そんな顔してほしくないよ。風磨くんは頭がいいし物分かりもいいから、きっとこれから先も優しい言葉をかけてくれるのだろうし、全てを背負う覚悟でいるのでしょう。でも去年の5人からの卒業の時『だって俺らが倒れちゃったらさ、誰もついて来れなくなっちゃうじゃん』って言いながらボロボロ泣いてる姿を知っているから、やっぱり心配が勝ってしまう。

 

きみの願いがまた一つ、消えていく。

 

去年のツアーで『もう誰も卒業しないように、そのために大きな夢を叶えたい』って話してくれた姿を思うと、やるせない。心臓が痛い。東京公演で毎回言っていた『永遠なんてない』という言葉が頭の中を駆け巡っている。比喩でもなんでもなかった。私は過去のことを思い永遠なんてないと話す姿を見ていたけれど、風磨くんはもう一歩先の未来から、その言葉を紡いでいたんだね。

永遠なんてないと知っている君が、それでも信じられる僕達でいたいと言ってくれた。その裏側にあったのは、あまりにも重たい事実。

 

どんなに形が変わっても、グループで追う夢を、グループが持つ可能性を、それすなわち永遠を信じようとしてくれている。3人になっても売れたいと、自担がそう言っている。

どう足掻いても私は風磨担です。どんなに茨の道に見えようと、選んだ未来を君自身が幸せだと信じているのなら、私は君の味方だ。