ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

『Follow meすれば退屈させないさ』

と、歌うアイドルを推しています。菊池風磨くんです。

 

あれは「運」だ?馬鹿には言わせときな

俺のBrainでGain 勝ちは全て価値へと化した

開けるChampagne 二番煎じ散々

モノマネでそのMoneyを得てんじゃ好まねえな

 

ソロ曲のラストで畳み掛けるようにそう歌った時、烏滸がましいことは承知だけどやっと歌ってくれたと思った。

30歳までは仕事を選ばないとか休みなんていらないとかよく話すから、仕事が好きな事は知っていたし、ある種2018年あたりのことがトラウマのようになっているのかもしれないとも思ったし、とにかく経験したことを全て自分のものにしようとしている並並ならぬ貪欲さが、彼の中に確かに存在するのだろうと思ってはいた。周りを巻き込めば巻き込むほど敵は増えるし、自分のイメージを思い通りに操っていくことが難しくなる。だけど目が回るような忙しいはずの日々も、きっと目にしているはずの知らなくていい言葉も、彼の器用さも相まってなんて事ない顔でこなすから。向けられた牙に対して自分も向け返すのではなく、だけど正当防衛に入るのでもなく。言葉を使える人であるのにも関わらず、行動で示していく人だから。

風磨くんの中で見せないと決めたのかと思っていた内側の感情を見せてくれた気がして嬉しかった。

 

私は風磨くんに対して、きみ自身が私の世界そのものになればいい、と思って好きになったもの。狂わせられて本望。『I am the king and this is my world』そうだよ、風磨くんが正義だし風磨くんが神様なんだよ。ずっとそう思い続けてきたよ。ステージの真ん中で歌う風磨くんに紫のペンライトを灯せたとき、やっと届いた気がして。

 

 

でも今回、見てたはずなのに覚えていないことが多すぎて自分に呆れた。今までのバンドも含めた単番でのライブの見方は割と昨日みたいな感じだったと思うんだけど、でも初めてJの現場に単番で入って思ったのはアイドルの単番はちょっと違うということ。誰かと行った方が圧倒的に楽しい。それでも単番で構わないというのなら、早く自分が慣れてください。昨日はそれが慣れてなかったのもあって若干の不完全燃焼を感じているのではないでしょうか。

なんて考察しつつも結局は自分のモチベにかかってるだけな気がする。頑固で捻くれた自分の性格も加わって、好きが冷めるとか興味がなくなったとかそんな一時的な安っぽい感情で片付けないでくれ、そういうことじゃないし今はたまたま北斗くんの好き度のほうが上回ってるだけだし、みたいな言い訳をしながら、この3ヶ月くらい上手く追いきれないまま昨日が来ちゃった感じがある。長い言い訳を一言でまとめるなら俗に言う「モチベがない」に値します。その状況のままライブが近づいていることが嫌だし怖かったから、どうにかして取り戻したいと焦ってたんだけど。

そのうえアリトロでお尻を向けられてしまったりなんか凄めなファンサを見てしまったもんだから、ちょっと傷心したんでしょうね。でも席運だけは強かったので。まじで。あと自担の後頭部をあんな近くで見れることもそうないし。てかこんなのジャニオタなら当たり前の話だし。って考えていくとちゃんといい席だったのに流れるように時間を過ごしてしまったのが余計に悔しいな……もっとあの近さを堪能してよ……と書きつつ、アイドルのライブという空間に慣れちゃったんだろうなと思った。アイドルの現場に単番で参戦することが慣れてないと書いたり、矛盾してるんだけど。

去年人生で初めてアイドルを見たときは半分カルチャーショックを受けたというか。アイドルが放つパワーが充満した空間そのものに圧倒されて、とにかくすごい衝撃で。悲しいかなそこは慣れてしまったんだろうな。まあそういうものですよ。ライブにはめちゃくちゃ行ってきた側の人間なんだから、そこら辺の人格とは上手く付き合っていってください。あんたはまだまだ経験値の低いひよっこオタクなんだよ!

 

 

風磨くんの一部分のアイドル性に関してはさ、噛み合わないところがあるのも本当で。だけどそんな風磨くんを好きになったのは私だし、風磨くんはそのままでいてくださいと願っているのも私だし。風磨くんのことをアイドルとして好きになれてよかったと思っていることだって変わらない。

まだ引き返すこともできたのに、自分が風磨くんを好きになったこと自体が意外すぎて面白いじゃんって自分から好きになった夏のこと、まだちゃんと覚えてるよ。君が誰のものでもないアイドルという名の虚像であることをいいことに、どうか自分にとっての一番になってくれ、幸せにしてくれと身勝手な祈りを捧げたことも。

 

年末、SexyZoneからマリちゃんが卒業した時。『5人でいられるように祈っていてください。僕も祈ってます』と話していた風磨くんの祈りは、もう祈りにもなれないのだと思った。

ふうまくんの言葉をまた思い出してる。「5人がいいから辞めないでくれなんてそんなことは言えない。だからもう祈るしかない。」「5人でいられるように祈っていてください、僕も祈ってます。」もう、何回目だろうねこの言葉思い出すの。ああ、叶えてあげられなかったなって思った。それを思う瞬間だけ、比べ物にならないどうしようもない辛さを覚える。確かにあった祈りはもう、祈りにもなれないんだと。

12/27 - ひとりごとの記録

去年の夏コンの挨拶で『一生とは言いません。…せめてもう少しだけ、あともう少しだけ、僕たちについて来てください』という言葉を思い出して、言葉の答え合わせができたのと同時に、風磨くんがアイドルにおいて永遠を願うことはもうないのかもしれないと、悲しくなったのを覚えてる。悲しいというか、やるせなさの方が近いかも。

だけど今回のツアーの挨拶で『一生ついてきてくれますか?いや違うな、一生ついて来てください』って話したというのを知って、驚いたけどそれ以上に嬉しかった。永遠なんてないとわかっているからこそ、祈るような言葉しか口にしてこなかった風磨くんが、言い直してまではっきりと言い切った事実。新しいSexyZoneでちゃんと第二章を始められたんだなってより感じたというか。

 

勝手に自己を投影して、勝手に期待を託したりしてごめん。でもちゃんと全て叶えてくれてありがとう。

『Follow meすれば退屈させないさ』

これはこれから先も変わらない保証された事実。そう言うのならば地獄の果てまでもついていって差し上げる。そして追い風となって、何度目かわからない君の祈りがもう二度と散ってくれるなと。ただそれだけ。

 

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