ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

振り返るハイライトと、夢の続き。

アイドルを東京ドームで見るのって、一つの夢だと思います。アイドルのコンサートといったらやっぱり東京ドームだよね、っていうのが一般人にも感覚としてある気がする。

 

アイドルを東京ドームで見ることができました。

SexyZoneが初めて単独ドーム公演をやる時に立ち会えました。

 

 

12月17日土曜日。

SexyZoneドームツアー2022 ザ・ハイライト

忘れたくない記憶がまたひとつ増えた日。

 

 

1曲目にSexyZoneで出てきたらやばいね、泣いちゃうね、なんて話していたら、本当に1曲目がSexyZoneだった。私の方が気持ちが追いつかなかった。でも遠くにいる小さなメンバーを見てその小ささに彼らが立っていることを実感して、この距離にさえも愛おしさを感じてた。滅多にやらないフル歌唱で大好きな2番の歌詞が聴けた。『大人の決めたやり方 それが正解なの?僕らは僕らなりに考えてる』大人のやり方で集められてデビューした当時の彼らには、あまりにも皮肉な歌詞だよって思う。そして夢が叶った日に、『どうすれば夢は叶うのかな 信じて明日へ歩き出す』って。信じて歩き出して11年と1ヶ月経った今日が、その夢が叶った日だよ。

 

SexyZone→RUN→NOT FOUND 最初3曲にこの曲たちが選ばれたこと。説明なんていらないくらい、3曲の流れそのものが強い意思表示だって思った。言霊が宿りまくってる曲たち。「これからも5人でここに立ち続ける」っていう想いが苦しいくらい伝わってきた。ノッファの風磨くんのラップにある「聞け 我らが轟かすname」が大好きなんだけど、ドームで聴けたのが、もう、もう。風磨くんがラップを歌う時ってゆったりとしたチルっぽい歌い方が多いんだけど、あんなに力強くラップ歌う姿久しぶりに見た気がした。

 

たしかRTT中にあった煽りのターン(感情が昂りすぎて何の曲か覚えてない)で風磨くんが「おい見えてるか!俺たちは見えてるぞ!」って上の方を指さして言ってくれた時、ドームでしかできない煽り、嘘かもしれないけど見えてるぞって言ってくれた嬉しさ(でもあの指の差し方と語気の強さは本当に見えてた気がする)、それくらい上の隅までびっちり入ってるということ、この瞬間いろんな気持ちが全部溢れかえってボロボロ泣いた。見えてるぞ!って一言がなんかすごく嬉しかったんだよなあ。誰も置いていかないライブを作るって、単純かもしれないけどこういうことなのかもなって最初に思った瞬間。

今までに聞いたことのない声量で煽る風磨くんを見た時、あぁここはドームなんだっていうのをすごく実感した。首筋の血管浮き出るほどあんなに叫びながら煽るの、もしかしたらあそこまで声出さなくても響くのかもしれないけど、ありったけの喜びや届けるんだっていう気持ちを声に込められるだけ込めてくれているように聞こえて、風磨くんが煽るたびに泣いてた。

 

当時の衣装を着て歌ってくれたレディダイとセクサマ胸熱だったね。デビュー曲の衣装も嬉しいけどこれはSTAGEの時に着てるし、じゃあもう昔の衣装は何も着ないかなあって思ってたら、期待以上のものをくれた。この2曲に限らずDuバイもターバン衣装だった。

レディダイのピンクのラメジャケットなんて絶対ジャニーズしか着れないから、曲だけに限らず衣装も財産だよね。有名な話だけど、当時の風磨くんはピンクの可愛い衣装が嫌で限界まで腰パンにしてたっていうエピソードも含めて財産。10年後の27歳になった風磨くん、ビシッと正装スタイルで着こなしてキラキラの笑顔で歌う姿に泣きそうになりました。一周まわってノリノリで着てたら嬉しいけど、どうだろ、恥ずかし〜とか思ってたかもしれないけど、素敵だったよ。とっても似合ってたし、完璧なアイドルだった。風磨くんがなりたいって願ってるジャニーズの姿だったよ。

セクサマのサンタ衣装は4人それぞれ少しずつデザインが異なってて、風磨くんのみ黒の腰ベルトがあしらわれてて一番サンタコスに近い衣装だった。サンタ衣装なのにベルトのおかげで細いウエストと足の長さがめちゃくちゃ強調されてて超格好よかった。風磨くん割とオーバーサイズの衣装当たりがちだから、体のシルエットが出る衣装珍しくて嬉しかった。

 

そしてお馴染みSummer Ride。『思い出は闇の中で光る星さ』からラスサビ入る前のあの間に、花道の上でクルッと華麗にターンする風磨くんを見逃しませんでした。やっぱりこのパートの時のリズムの取り方がすごく好き。綺麗だった。花道の上というよりセンステの上だったかも。他の3人は若干後ろの花道にいて、風磨くんだけ先にセンステにいた。東京ドームのど真ん中でひとり、ゆらゆらと音の中を泳ぐようにターンをしたの。この日ばかりは儚さよりもドームに負けないオーラを感じた。ドームに立つべくして立った人にしか感じられないものだったよ。

 

DesderiaとIrisの間にイノデが入ってきたの、よく考えたら異色すぎる。2曲をマイルドにさせるクッション材みたいな曲が欲しいって思ってイノデを入れたのかもしれないけど、それにしてはイノデは重くないですか?曲数たっくさんあるのにイノデが選ばれたの、絶対絶対意味があるよな……。それとイノデにある『振り返ることじゃなくて 未来を照らし続ける光』って歌詞が素敵だなあって昨日改めて気づいた。歌詞そのものがせくしー達に当てはめられるよね。泣ける。あ〜そういう意味かなあ。歌詞を通して今までを振り返るしこれからも見せてくれるSexyZone、強い。

 

あとたしかIrisで風磨くんがチビジュを抱き抱えて花道を移動してましたね。風磨くんを双眼鏡で追ってたらそのチビジュと合流したので、絶対構うんだろうな〜って思ってたら案の定。お兄ちゃ〜ん!ってなった。ヒロスエユウリくんというお名前だそうです。よかったね!すんごいエピソードできたじゃん!

 

今までせくしー達は冬コンをやったことがなかったから一回もセトリ入りを果たして来なかった曲に、冬が来たよという曲があります。今回奇跡的に冬コンの季節と重なったので、どうかやってくれ…!と願っていたら、

 

やりました!

冬が来たよ歌いました!!!

 

だって夏はSUMMER FEVERで『今年の夏こそ僕らのもの』って歌って始まったんだもんね、そうだよね。わかってる…!わかってらっしゃる…!

終わらないものはないけど この思いよ永遠に

何億光年彼方から降り注ぐ光が

僕らを照らし明日へ連れてくだろう

いい歌詞…沁みる。始まったものは全て終わるってわかってるからこそ、人は永遠を願うもの。この歌詞まるごとにSexyZoneを当てはめて聴いていたので、静かに泣いてました。これから先の未来へ連れていってほしいし、光が彼らをこれからへ導いてほしい。

 

セトリブチ上がりゾーンに堂々と鎮座していたFYB、感情が忙しかった。せくしー達には珍しくイケイケオラオラ曲だからペンラめっちゃ振りたいし、でもギラつく風磨くんちゃんと見たいから双眼鏡構えたいし。うわあどうしよう…!ってせめぎ合った結果、選ばれたのは双眼鏡でした。にも関わらずあんまり記憶がないから多分ペンラもめっちゃ振ってた。ここで衣装が変わってサングラスかけてる風磨くんを見て、気合い入ってる!!ってなったことは覚えてる。ギラついた声で『何が欲しいか答えろよ』って歌われるたびに、こ、この人には逆らえね〜〜まーふー様降臨〜〜!って気持ちになる。笑

 

ここからまさかのトラトラで、この枠に入ってくるとは思わなくて情緒が壊れた。さっきまでガッシガシペンライト振ってたのに、『もがいて 嘆いて 何も出来ず自分責めた夜もたくさんあったね』でウゥッ…って泣いてるの。それなのにこの後振り返りメドレーで待ち望んでいたWith you、リアセクが聴けて嬉しいし楽しいし泣きそうになるしで、感情。リミックスされて三茶、男ネバギバ、バドボ、勝利の日まで、カラフルEyesあたりが全部入ってきたの、あの歌割り覚えたメンバーすごいって思った。

 

振り返り曲第一陣のセクサマ・レディダイの時も思ったけど、遠い席にも関わらずすっごく楽しいの。ちゃんと楽しいの。これ、普通にすごいことだなあって思った。確かに遠いかもしれないけど、気持ちは絶対置いていかれない。「誰も置いていかないライブを作る」「会場の大きさとか距離なんて関係なくて、大切なのは届けるんだっていう気持ち」それぞれがインタビューで何度も話してくれた言葉たちをここで思い出してた。お世辞なんかでもなんでもなくて、ちゃんと届いてた。それがしっかり伝わってきてウルウルしながら見てた。

勇気100%でジャニーズのコンサートってこれだよなあってふと思ったなあ。ジャニーズが作る世界観ってこれだよなあって。

 

なんて思っていたら、曲の間奏で風磨くんが

「今までの日々の中で、俺たちSexyZoneはあなた達のハイライトにどれだけいることができているんでしょうか」「これからのハイライトもSexyZoneと一緒に描いてくれませんか」

なんて言いながら歌うもんだから、ボロボロ泣きながら勇気100%を聴いてた。この言葉を聴いた瞬間、胸がいっぱいになって本当に心が震えて反射的に涙がぶわあって出て、正直覚えてる余裕とかが全然なかった。まるで「あなたの人生の中でSexyZoneはちゃんと意味を持って存在しているのかな」「どれだけの存在になれてるのかな」って言われてるようで。SexyZoneを好きになったことで日々がどれだけ楽しくなったと思ってるんだ、そんな不安がらなくてもいいのにって。もっと自信持ってくれていいのにって。いつものらりくらりと本音はあまり言わずに交わしてくるのに、こういう時に優しすぎるくらいの謙虚さを出してくる。

 

そこから続いたForever Goldでみんな泣いた。世界中の優しさと希望と温かさをすべて集めたような時間だった。

アリーナで歌ったふぉえばごはストーリー性のある映像を挟んで、それが曲の受け取り方に繋がっていくっていう演出だったけど、今回はそういう映像もなくて、でもそれが私には「伝わりやすくするための映像なんていらなくて、ここに立ってる俺たちが、SexyZoneそのものがアイドルであり物語なんだ」っていう風に見えたなあ。輝いてた。とにかく輝いてた。みんないい顔で歌ってて、それが素敵で眩しくて涙が出た。

『探していた答えはドームにあった!』って歌う風磨くんも、『フィルム越しの僕らなんか幸せそうだ』って歌詞も、『最低でも最高だった蒼き日々たち』『ダサいなりに本気だった甘い日々たち』も、全部全部SexyZoneのことにしか聴こえなくてずっと泣いてたけど、

Hey,there 守るものはできたかい?

It's hard for me to say goodbye 

あの日の君はcharming 綺麗なまま

風磨くんのこのパートで一番泣いた。初めて聴いた時からずっと風磨くんのことを当てはめて聴いていた部分だったけど、この日はスクリーンに懐かしい写真やら映像がどんどん流れてて…。それを背にしてこの歌詞を歌う風磨くんを見てたら、涙が止まらなかった。11年間の間できっと守るものもできたし、今までの時間を笑って話すこともできるようになった。でもあの頃の風磨くんだって不器用で可愛くて愛らしいし、今の風磨くんも変わらずに素敵なままだよって。この時の風磨くん、本当にいい顔して歌ってたんだよなあ。格好いいとかじゃなくて、自信と喜びに溢れた良い表情だった。

2番のサビで4人でぎゅって肩を組んで、お互いの顔を見ながらすっごい楽しそうな笑顔で歌ってる時もめっちゃ泣いた。結局ずっとボロボロ泣いてる。みんなSexyZoneで良かったって心の底から思ってる顔してた。それが伝わってきたのが嬉しかった。

今までのどんな時間も全て必要なものだったと大切にして、他のメンバーを完璧に理解するのではなく、受け入れることでお互いを尊重することで、すべてを愛に昇華してきた彼らにしかできない表情だったよ。

5人それぞれ違うかたちの愛を持っていて、それらが互いに寄り添いあった時に現れるパワーがSexyZoneにはあるなと思う。SexyZoneの軸には木の幹くらい太い愛がある。それは似たもの同士ではなく、違う個性が5つ集まったからこそできた結晶。ぶつかり合ってきた"個"が11年かけて"愛"に変わったんだ、きっと。

 

最後の挨拶で声出しOKになっても拍手で応えてたファンに対して、ケンティーが「イェーイくらい言ってもいいんだよ?」って優しく絆してくれたのすっごいイケメンだったな…。どうぞって言われたらイェーイって言えるけど、やっぱり拍手になっちゃうファンに再度「だから言って大丈夫だよ?」って言ってくれた時も…あんな優しい煽り方初めて聞いたよ。

聡ちゃんが言葉を詰まらせながら、「僕からSexyZoneを取ったら何も残らないんです…アイドルじゃなくなったら何も残らないから…本当はまだ怖いし不安になる時もあるけど、不器用だし完璧にこなせてないかもしれないけど、でも、僕はここに立ち続けたいし」って。こんなにもアイドルであることを自らが強く自覚して、ステージに立ちたいって強く言ってくれる人が他にいるのかなって思った。アイドル自らの口から、「ステージに立ちたい」って言ってくれる頼もしさ、強さ、尊さ。聡ちゃんからSexyZoneを取ったら何も残らないなんて、そんなことないよ!って思うけど、それくらいの愛情を持ってくれているSexyZoneを、聡ちゃんから絶対奪ってくれるな神様って思った。

 

 

「ここに来るまでに僕たち5人とそれから皆さんとで一緒に同じ夢を、大きすぎる夢を皆で見たということが、その事実が、その過程が僕は何よりも意味があったそんな11年間だったと思います。ただ、一緒に、バラバラだった僕たちが、大きなこのドームという夢を見た時間が僕は愛おしくて堪らないです。」

夢を叶えたことも大切だけど、それ以上にそれまでの過程が大切で愛おしいと話す風磨くんの目が、今までにないくらい優しい目をしてた。ただ夢と言わないで"大き過ぎる夢"と表現したとき、今日までの道のりをどれだけ途方もないものに感じてきたのか、改めて思いを馳せた瞬間だった。

11年って、変な話一人の人間が小学5年生にまで成長する年月ですよ。11年間も一つの物事を常に全力で挑むなんて、申し訳ないけど私はしたことがないし、そんな簡単なことじゃないっていうのは安易に想像がつく。

11年間アイドルでいることを選び続けてくれたメンバーはもちろん、そんな彼らを11年間ずっと応援してきたファンが本当にすごいと思う。普通に10年間何かを好きでいることもすごいのに、SexyZoneは色んなことがありすぎて私だったら好きでいることが辛くてどこかで離れると思う。だれも着いてこなくなったらその瞬間がもう最後で、だけど負けずに信じてずっと応援してきた人がいたからこそ、今の私は10年経験を積んだ彼らと出会えた訳で。降りていった人たちもきっとたくさんいるだろうし、古参と呼ばれる人たちもたくさんいるけど、その人たちが繋いできてくれたからで、今私がSexyZoneを好きで入れてるんだよなあって思う。発表があった夏から、メンバーもそうだけどファンの方々にありがとうございますって思ったなあ。感謝しかないよね。

 

そういう気持ちがあるからこそ、

「ただ皆さん、ここからです。ここからまた、その夢の先を、僕たちとそれから皆さんとで見ていきませんか?夢が叶った今この瞬間から、僕たちと皆さんとでもっと大きな夢を描いていきませんか? 描けますか?」

「振り返るハイライトの中にそのときまだ皆さんがいなかったとしても、今ここから、今ここでみんなで一緒に振り返ることが出来れば、僕はこれからこの先の夢も、その先の夢も叶う気がしています。」

こうやって言ってくれたことが嬉しくて泣いた。「誰も置いていかないライブ」っていうのは、なによりも、そういうことだと。この言葉が全てだと思った。

 

「皆さん、僕たちと過ごしたこの夢のようなひと時は、夢のように醒めてしまうかもしれませんが、また一緒に僕たちと同じ夢を見ましょう。」

そこから始まったDream。

アリーナでは"夢には現実が必要で、普通の毎日があるからこそ僕たちは夢を見ることができる"っていう意味を持たせたDreamだったけど、今回は"夢は醒めてしまうものだけど、何度だって僕たちと夢を見よう"っていう意味のように感じて、同じ夢でもまったく違う意味の夢を表現していたのが素敵。

夢が醒めてしまう寂しさよりも、夢を見せてくれた幸せの方が上回る気持ちにさせる今回の解釈の方が私は好きかもしれない。でも結局アリーナも大好きだったから夢にまつわるブログを書いたりしたんですけど。

Dreamにある『繋いだままでいれたらいいね 何度離れ離れになっても』が原曲の時から大好きなんだけど、ここを歌うケンティーの切ない声が本当によかったなあ…。「離れてみてわかったことがある」「バラバラにならなきゃ気づかなかった」「運命共同体じゃないけど、心の距離が近い」って映像で流れた聡ちゃんの言葉を不意に思い出した。3人と2人になったり、聡ちゃんがお休みした時、帰ってきてくれた時、そして今。今までのすべての時間とSexyZoneをこの歌詞に当てはめて聴いちゃった。

 

思い返してみて、そういえば今回はコメディー要素を挟んだ映像が少なかったなあと思う。少ないというか無いに等しかった。過去のコンサート演出も含めて、SexyZoneのコンサートはテーマに基づいた物語が軸としてあって、それに沿った映像が流れることが多いんだけど、それが今回は全てステージ上で表現された感覚。物語を映像で表すのではなくて、Forever Goldでも書いたけどSexyZoneがステージに立つこと、そのものが物語なんだって。

だって今回のタイトルは満を持して『ザ・ハイライト』だよ。

SexyZoneのハイライトを振り返る日だし、これからを作る日。だから映像も全部メンバーが今までを振り返るものになってた。

 

その流れた映像でメンバーが話してくれた言葉が素敵だったんだよなあ。ケンティーの「11年間も続くグループって尊くない?」で泣いたし、デビュー初期の自分を見て「この頃の俺に会えたら抱きしめてあげたい、頑張ったなって」とか。メンバーの最年長が尊さを自覚しているグループ、良い。

だけど私は風磨担なもので、やっぱり風磨くんの言葉を誰よりも大切に受け取ってしまうし、噛み締めてしまう。

初期のシングル曲達に対して「苦行だって思ってた時もあるけど、でもSexyZoneの曲を振り返る時に財産だなって思う」って。泣いた。過去を受け入れて肯定できるようになった人は強い。思春期の男の子にとって真っピンクのジャケットは辛かったかもしれない、KAT-TUNに憧れていた頃もある風磨くんにとって、頭にターバン巻いて歌うのも嫌だったかもしれない。「そもそもなんで俺がSexyZone?ジャニーさん絶対間違えたよ」って思う風磨くんがいたことは事実。

けど、風磨くんの見た目や好みではなく 内側にある強さや深過ぎる優しさ、背負い込みすぎるくらい持っている責任感、思慮深さから感じる気品、何よりも、ジャニーズそのものに憧れて今でもジャニーズに夢を見て、愛してくれていること。真っ白な衣装と赤い薔薇が似合う素敵な男性になった今の風磨くんを見るたびに、あなたはSexyZoneであるべき人間なんだよって思う。

 

私が散々一人で反芻しまくった「5人でいられるように祈っていてください」はもちろん、風磨くんはいつも「この5人を守り続けなきゃいけないんだなと思いました」とか、彼の中に"絶対や永遠なんて無い"っていう考えが潜在意識としてあるのかなって思うくらい、いつもいつも祈るようにしかグループのこれからを話してこなくて。

だけどこの日、「これから先もやっていきたいんですよね…この人たちと」ってVTRで静かに一言話した風磨くんを見た時、嬉しかった。いつも心の中では思っていたのかもしれないけど、それをちゃんと言葉にしてくれた時があったと知れて嬉しかった。

簡単そうに聞こえる言葉だけど、簡単じゃないことはファンもメンバーもわかってる。自分達の力だけではどうしようもないこともある。アイドルでいる以前に、まずは自分の人生をハッピーに生きることが、SexyZoneには共通認識としてあることも知ってる。だから祈るようにしか言葉にしてこなかった。切なげに笑いながら「もう祈るしかないんですよ」とも言ってた。

祈りではなく、確かな願いとして彼の中に現れたというのなら、今の状況が彼に自信を運んできてくれたというのなら、滅多に口に出すことのない風磨くんの願いをどうか叶えてあげたいって思ってしまう。

 

 

あれも聴きたかったこれも聴きたかったってたっくさん思うけど、つまりそれくらいせくしー達は曲数が多いっていうことで。記念すべき日に聴きたい曲がありすぎて枠が足りないって、すごいことなんだよ。

ほぼ天井席と言っても過言ではない場所から見ても、ちゃんと楽しいって思えた。遠いな〜物足りないな〜ってならなかったの、本当だよ。だから来年も、これから先もずっと立てるし、5大ドームも国立も立てる。

 

「夢は叶えるものだからね」と言って国立を掲げてくれた勝利くんを信じてる。

 

 

たくさんのおめでとうとありがとうを🌹🌹🌹🌹🌹

 

 

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