ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

進路室の大王

アレキサンドLOCKS!があと2回、つまり今月いっぱいで終わるそうです。

 

びっくりしました。流石にこれは泣きました。

 

まだあと2回残っているので最終回にでも書こうかな、と思っていたのですが、この気持ちは今しか書けなさそうなので書くことにします。

 

 

アレキサンドLOCKS!(以下ドロックス)は、私が中3の頃に始まったラジオでした。ただのラジオではちょっと片付けることが出来ないくらい、私にとって思い入れのあるものでした。

 

記念すべき1回目の放送は2015年10月6日。今でもよく覚えています。まだ当時は火曜日でした。クリープLOCKSの枠を引き継いだ形ですね。radikoのタイムフリー機能が有料コンテンツだった頃、今はもう使っていないiPodで周波数をFM80.0にして、23:09を待ちました。

担当教科は『進路室』だと聞いた時、当時受験生真っ只中だった私は運命的なものを感じたことも覚えています。自分のためにあるラジオなんじゃないかとさえ思いました。このコーナーがなくてもドロスの音楽が原動力だった私にとって、ラジオというちゃんと頼る先が現れたことで、本当の意味で心の支えになった瞬間でした。

 

それからはもう、数え切れない程救われてきましたね。気持ちが不安定な時、迷っている時、いつも大事なことに気づかせてくれる言葉を言ってくれて、その度に泣きました。

ラジオという空間がそうさせたのかもしれませんが、この進路室は「毎週火曜日だけ開く、ドロスを好きな人だけが知っている秘密の空間」のような気がして、すごく好きでした。週に一度だけ繋がることができる世界、みたいな。

 

進路とは関係ない話も結構してくれて、いつしかここで新曲の初オンエアを聞くのが当たり前になっていました。

急性声帯炎で洋平さんの声が出なくなって、他のメンバー3人が代わりにやったこともありましたね。逆電がほぼ毎回繋がらない運の無さを垣間見れた時もありました。(笑)

2016年、自分への誕生日プレゼントと言ってoasisのwonder wallを弾き語りでカバーしてくれたこともありました。この時の音源はすぐ聴き返せるように、今も大切にとってあります。

 

 

初めて初回から聴いたラジオであり、初めてこんなに思い入れのできたラジオでした。私の青春の一部がここにも詰まっています。

初回の放送で「また来週」という言葉を聞いた時、次もあるということが本当に嬉しかった。当時の日記にも同じように残してありました。

 

 

時は変わります。

洋平さんも変わります。

私も変わります。

 

来週、1年2ヶ月ぶりにドロスを見ます。

ここで今までに区切りが付くんだろうなとぼんやり予想しています。

 

そしてこのドロックスも3月で終了。

4月から私はもう学生ではなくなります。

完璧なタイミングでの卒業です。

 

私の青春が一度ここで全て幕を閉じます。

本当の意味で今までのドロスに対する気持ちがここで終わって、今までの自分が完璧に過去のものになります。

 

全てが計算されたかのような完璧すぎる終わり方で、むしろ今は清々しい気持ちです。

散り際があまりにも綺麗なので、私はそんな自分の気持ちをちゃんと見届けようと思います。

 

 

電波に乗せて、たくさんの言葉を伝えてくれてありがとう。誰よりも信じることができた『進路室の先生』でした。