無計画に記事を書き始めたのは久しぶりかもしれません。
8月31日を境にまるで拐われたかのように夏は姿を消して、すっかり空気は秋になりました。なんとも絵に描いたかのような夏の終わり方。
何か、残さなきゃと思って。
いつか振り返りたくなった時に読み返せる何かを、どこかに書き残しておこうと思って。
そんなふうに思わせてくれた夏でした。
と、言うのも、Sexy Zoneの菊池風磨くんを好きになりました。
まさか好きになるなんて、数ヶ月前の自分が知ったら驚くでしょう。
でも彼が、彼らが描く夢の先を、一緒に見てみたいと少しだけ思ったんです。傲慢かもしれないけれど、何故かふと”この人たちを一番にしてあげなきゃ”って思った瞬間があって、私が応援することで微力でも追い風になるのならっていう気持ちが、”好きになるなら今だ”に繋がったのだと思います。
私自身その感覚が久しぶりで、直感でこの気持ちは離しちゃいけないって思いました。
アイドルを好きになる入り口というのは普通”アイドル姿”であるはずで、そこから面白さとかバラエティ要素のギャップでさらに惹かれてしまう…というのが方程式のはずなんだけど、私の面白いところは、風磨くんの場合それが逆であるところ。完全にバラエティ的な目でしか見ていなかったので、アイドルの姿を知れば知るほど沼。
まだ私の中に馴染んでいない異色すぎる彼が、これから先私にとってどんな意味を持つアイドルになるのだろう。
そして来年の私はどんな気持ちでこれを読み返して、どんなふうに今年の夏を思い出すのかなあ。
秋の夜にはドロスが、冬の朝にはセカオワが、夏の曇天にはフォーリミが。
好きになった季節が、私にとってのその人たちの印象に刻まれるのだとしたら。
きっとこれから私は照りつける太陽と夏の暑さを感じるたびに、彼を好きになった瞬間を思い出すんだろうな。
そうであってほしい。
記憶と季節を重ね合わせることができる、そんな存在になってほしいと思っています。
好きになるようなタイプの人ではないってあんなに思ってたのに、気付いた時には笑った顔を好きだと思ってしまっていた自分がいたんだもの。
2021年、夏の記憶。