ひとりごとの記録

主に音楽、アイドル、菊池風磨くんのオタクのひとりごと。

ジャニオタ人生が回り始めてから1年が経ちました

SexyZoneと風磨くんを好きになってからもう少しで1年が経ちます。

 

と言っても好きになったのは8月なので正確に数えるとまだまだなのですが。それでも外の空気が夏らしくなってくると、好きになった1年前をやはり思い出してしまいます。

 

 

ことの発端は去年の夏にジャにのチャンネルが毎日更新していたキャンプ動画に遡ります。

もともと二宮くんが好きなので、ニノさんもYouTubeも見ていた私は必然的にそこにレギュラーとして出ている風磨くんも見る流れになっていました。だからニノさんのレギュラーも含めたら約1年近く、二宮くんの隣にいる風磨くんをほぼ毎日見ていたはずなのに、ある日突然、本当に突然、格好良く見えた瞬間がありました。

このいきなり沼に引っかかるのがオタクの怖いところだと思います。どこに落とし穴があるかわからない感じ。

 

私の風磨くんに対するイメージは世間と同じで、"チャラそう" "陽キャ" "パリピ"みたいな(陽キャは二宮くんがYouTubeでいじり倒して植え付けられた感はある笑)、とりあえずパブイメからして私の好みとは真逆にいる人だったので、どうして格好いいと思ってしまったのかがとにかく謎でした。正直今でもわかっていません。

まさか風磨くんだなんてそんなありえない、そんなわけないって頑なに信じようとしなかったので、気になって最初の1週間くらいは好きになることを躊躇ってました。

あ〜これは好きになっちゃうやつかなあ〜とか土曜日曜あたりに考えてて、でも自分のことだからしっかり好きにはなれないんだろうなあとか、そもそも風磨くんをアイドルとして見たことがないんだよなあ、でもリアコなんだよなあ、とかウジウジずっと考えていながらも、毎日ちょこちょこ動画だけは見続けていた…ら、

(これは好きになってすぐに書き残していた記録メモ。部分だけ引っ張ったので変なところで切れてます。)

 

あとは私はアイドルを好きになることにどこか抵抗があって。二宮くんを好きになった時もずっと抱いていた気持ちなんですけど、未だにこの心情を説明できない。一言で表してしまえばアイドルを好きになるって、なんだか怖くて。

コンサートでアイドルをしている姿を見ると、不思議と怖くなってしまうんですよね。この怖さの正体が今でもわからないままで、こんな感じとかあんな感じとかでしか表せないんだけど、手の届かない存在だということを知ってしまう怖さというか。

こういう気持ちを抱いている以上、風磨くんに限らず誰であっても、アイドルをちゃんと好きになることは出来ないような気がしていました。中途半端に沼に突っ込むのは好きじゃないので、なら好きになりたくなかった。まだ間に合う、まだ戻れるって思っていたことも覚えてる。

 

でも、やっぱり好奇心の方が勝ってしまって。

私の中で異色すぎる彼を好きになってみたら、なんか面白いじゃん?っていうワクワクと、好きになるなら今しかないっていう私お得意の「今しかないよ呪文」が囁いてきたので、ほぼ自分から沼に突っ込んだのが去年の夏の話です。

幸せは約束されている上に減るものでも無いし、大袈裟な話人生一回きりだし、今感じてる直感に従ってみようかな、と。

その通りです。最近知った日食なつこさんの『音楽のすゝめ』という曲の歌詞に

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こんな歌詞が出てくるんですけど、この歌詞を読んでも改めて思うのは、大事なのはやはり直感なんだな、ということです。黙って飛び込んで正解だよ。

 

それからというもの、まずは有名な曲からということで丁度よく出ていたベスト盤を買い、その間にも届くのが待ちきれず最新シングルだった『夏のハイドレンジア』を直接買いに行き、怒涛の円盤集めが始まります。

夏ハイは初めて同じCDを形態違いで3枚買った作品でした。バラエティでしか見てこなかった風磨くんがキラキラしていて眩しくて、初めて歌声を聴いた時ドキドキしたことを覚えています。情けない話なんですけど、初めて聴いた時風磨くん以外の声が本当にわからなくて、誰がどの声なのかを必死に聴きとっていました。今じゃそんなこともなくなって、まだ1年も経っていないのにそれさえも懐かしくなってしまいます。

 

そこからもFCに入り、風磨くんのちょっこりさん(公式グッズで出ているぬいぐるみ)を買い、ジャニショで公式写真を大量に買い、ジャニオタ人生が本格的に回り始めました。

 

 

あのときの私は色々考えていた時で(その色々を書くと長くなるので割愛しますが)、新しく好きになるものに絶対を求めてしまう癖がありました。何かをちゃんと好きになりたくて仕方なかった。ずっと好きになれるような、自分にとっての一番になってくれるような、そういう存在を探してしまっていました。

新しく好きになったものへの期待値が異常に高くて、それは風磨くんやSexyZoneも例外ではなかった。だから僅かな「好き」という気持ちも取りこぼしたくなくて、ものすごい勢いで沼に落ちていったんだと思います。

 

最初に好きになったアイドルが、すでに活休を発表していた嵐の二宮くんだったことも影響してると思いますが、そうでなくてもアイドルはチケットがご用意されない世界。私にとってアイドルというのは絶対に会えない存在、だから会いたいなんて望まない、彼が存在してくれるだけで幸せ、それがここ数年の私の気持ちでした。会いたい気持ちを誤魔化していたわけでも何でもなくて、これが本心でした。やっぱり、最初に好きになったのが二宮くんというのが影響してる。

だけどそれを覆したのが風磨くんでした。数年ぶりに、会いたいと思ったんです。歌って踊る彼を、生の彼を、この目で見たいと思った。その感情が芽生えたと自覚したとき、そんな自分に嬉しくなって泣きそうになりました。情緒が狂ってるオタクなのは放っておいてください。

 

風磨くんを好きになってから、本当に日々が彩られるようになりました。

1年前の夏は一人暮らしを初めてすぐの頃で、ただでさえ嫌いな夏がもっと憂鬱に感じていた頃でした。でも風磨くんを好きになった時、大嫌いな夏だけど 風磨くんを好きになった記憶が刻まれるなら悪くないかもなって、初めて夏を好きになった瞬間でした。

夏ハイの初回Aに入っているカップリングのNever lie to meが大好きで、好きになって感じたキラキラがこの曲に全部詰め込まれればいい、って思いで聴いていた2021年の夏。そのおかけで今でも聴くと胸がキュンとします。きっとこの曲に詰め込まれた初々しさを、何年経っても思い出すんだろうな。

 

 

予想と違ったデビューに戸惑ってついていけなくて塞ぎ込んでしまっていた17歳の風磨くんも、反抗期が来てシンメのケンティーとちょっとギクシャクしちゃった風磨くんも、同期だったストに正直憧れてしまっていた風磨くんも、でもそういう過去を振り返って反省してる今の風磨くんも、ぜーーーんぶ好きな風磨くんです。

不器用な部分も、完璧じゃない部分も全て愛してあげたいと思うし、例えほかの誰かに憧れていたとしても、彼が彼の今を好きになることが出来ていたらいいなって願ってるよ。そう思わせてあげられるように、まっすぐな愛でずっと応援することができたらいいなって。

去年の10月にTwitterでこう書き残しているんだけど、この想いは今でも変わりません。

 

勘違いされてしまうことが多いそうな彼ですが、「まだやったことない場所でライブがしたいし、冠番組もやってみたい。SexyZoneでやってみたいことがまだまだたくさんある。」しきりにグループとしての野望を示してくれるその言葉が、愛が、ちゃんと届けばいいなと思う。

グループへの愛がなかったら、年始で放送された冒険少年でデビューシングル持ってくるわ薔薇持つわセクシー連呼するわ、無人島なのに無関係なものたくさん持ってきてグループの宣伝なんてしないでしょうって、私は思ってる。

 

今月号のananで、「いろいろやらせて頂いてるけど、明日には全てなくなっているのではないかと思って怖くなる」「デビューしても仕事がなかった時が3.4年あったから、いい評価をしてもらっても信じられない自分がいる」と話す風磨くんを知って、やり切れない気持ちになりました。

今ある現状にあぐらを描くことはよくないけど、それでも少しは今を信じてもらえるように、自信を持ってもらえるように、絶え間なく応援しなきゃいけないと思った。

 

私が風磨くんにそのままでいてねと定期的に伝えたくなってしまうのは、このインタビューも然り、自分のことをよく「踊れない」と言ったり、10周年を機に今までを振り返った時「後悔はしてないけど反省はしてる」と話していたり、自分なんてとよく言っていたり、たまに自信のなさや弱音が垣間見える瞬間があるからなんだと思います。その反面、ジャニーズの文化そのものを愛していて、自分がジャニーズであることに誇りを持っている。

繊細さと強さを不思議なバランスで持ち合わせているから、思考が読めなくて面白い人だなあと思います。

それでもネガティブ思考にも近い遠慮の仕方をする風磨くんを信じているのは、彼が死ぬほど負けず嫌いであることも知っているからです。

いかに人より目立つかを考えて踊っていたJr.時代の風磨くんを見たらよく分かります。わずかな抜かれる瞬間も絶対に逃さない。先輩のバックで踊っているのにあんなカメラ目線してくるジュニアがいたら、そりゃ気になるに決まってる。自分でも負けず嫌いであることを自覚していて、だからこそ無意識に現れる悔しさが向上心となって、今日までの彼を作り上げたのだと思っています。

 

 

アルバム発売を明日に控えた今、本当にさまざまな場所で「売れたい」と口にする彼を目にします。冗談めかして言っているけど、紛れもない本心だよね。

初めてRUNを聴いた時「この人たちを一番にしてあげなきゃいけない」とふと思った瞬間があって、気づいたら泣いていたこと、絶対に忘れたくない。

 

売れなきゃ見れない景色が見たいって言ってた願いがちゃんと叶いますように。もっともっと売れようね。

 

 

 

最後に

 

風磨くんは立派なスーパーアイドルだよ。

 

テレビの人でもなく、バラエティの人でもなく、たった1人のアイドルとして好きでいること。

面白いとしてだけで見てる人にはわからない風磨くんの格好良さを知ってるんだって、誇らしくなる時がある。

風磨くんのことを『アイドル』として好きであることに、ものすごく嬉しくなる時がある。

 

まさか出逢えるとは思ってなかった

どんな言葉よりも確かで 完璧で正しい

そう君はいつだって美しい

SexyZoneにある曲、Small Love Songに登場する歌詞の一部です。私はこの歌詞が本当に本当に大好きで、これかも誰かを推す上で心に留めていようと深く思った言葉。

 

私にとって風磨くんはまさにこの歌詞のような存在です。出会わせてくれて本当にありがとう。風磨くんを好きになって本当によかったと、本当に幸せだと心から思います。